iPhoneのホームボタンが反応しなくなった(´;ω;`)応急処置のご案内と実際の修理に関してご紹介します(^^)/
札幌駅近くのiPhone修理店、スマップル札幌駅店です。
未だ根強い人気のあるホームボタン。
マスクを付ける機会の多い最近では指紋認証の便利さも再認識されており、QRコード決済等で生体認証を求められる時に顔認証より楽な事も多いです。
そんなとても便利なホームボタンですが、もし壊れてしまったら、使えなくなってしまったらどうしますか?
場合によってはiPhoneの通常使用も難しくなってしまうかもしれません…
ですので、本日は応急処置のご案内と実際修理する事ができるのか、ご紹介していきます!
ぜひ最後までご覧くださいませ。
故障の原因
まずはどうして使えなくなってしまうのか考えてみましょう!
↑こちらは実際に修理のご相談のあった端末です。
症状としては反応しない、指紋認証も使えないというものでした。
更に拡大してみましょう!
ボタンが完全に割れてしまっていますね…
不具合の原因一つ目はボタン自体が故障してしまっているパターンです。
写真の様に割れていなくても衝撃や水没等によって内部的に壊れてしまう事もあります。
症状としてはホームボタンとしての機能、そして指紋認証どちらとも使えないという場合が多いです。
それではもう一つ端末をご紹介します。
↑こちらの端末ではボタンに割れはありません。
しかし画面が割れてしまっていますね…
ホームボタンは直接基板に繋がっている訳ではありません。
まずは画面に接続され、その後画面を通して基板に繋がっています。
その為、ボタンに問題がなくてもその先の画面で問題があれば不具合が起きてしまうのです。
実はボタンの不具合の原因として多いのはボタン側ではなく、こちらの画面の方です。
特にボタンが割れていない場合は9割以上画面が原因です。
仮想ホームボタン
iPhoneには便利な機能がたくさんありますが、そのほとんどが認知されていないものです。
AssistiveTouchもその中の一つではないでしょうか。
どういう機能かというと画面上に機能をカスタマイズして使う事ができるボタンを表示させるというものです。
実際に表示させてみるとこうなります。
画面右下に白の丸いボタンがありますね。
ここをタップすることであらゆる機能が使え、その中にホームボタンとしての機能もあります。
もし実際のボタンが故障してしまってもこの機能で互換する事ができます。
またiOSのバージョンやボタン故障の具合によっては設定していなくても勝手に表示されることがあります。
ありがたいですが、少しびっくりしてしまいますね(^^;
それでは簡単に設定方法もご案内します。
設定アプリを開き少し下にスクロールするとアクセシビリティという項目があります。
ここを進み更に中段当たり、タッチを進みます。
最上段にメニューが出てきます。
これをオンにすることで仮想ホームボタンが表示されます。
初期設定ではメニューを開くというものになっており、色々な機能を選ぶ事ができます。
ホームボタンの代わりとしてしか使用しない場合はカスタムアクションのシングルタップを進み、その中にあるホームを選ぶと良いでしょう。
一連の設定方法を動画でまとめましたのでもしよければご覧くださいm(__)m
修理
最後に実際に修理する場合もご紹介します。
ボタンで不具合が出ている時、主な原因は2つでボタンと画面であるという事はすでにご紹介しました。
画面の故障による不具合の場合は画面を交換する事で改善できます。
この場合は元々付いているホームボタンを流用することになります。
しかしもう1つの原因、ボタン自体が原因の場合はボタン自体の交換が必要となります。
そしてボタンを交換する場合には指紋認証機能は使えなくなってしまいます。
指紋認証機能はホームボタンと基板がペアリングされ1つのセットであることで機能しています。
ボタンを交換すると、このセットが崩れてしまうので指紋認証は使えなくなってしまうのです。
もしボタンが原因で指紋認証も使える状態に修理したい場合はAppleさんで修理するしかありません…
但しその場合は本体交換となりますので、保証に入っていない場合は高額になってしまいます。
とは言ってもほとんどの場合、ボタンではなく画面が原因で不具合が起きています。
先述の通り画面が原因の場合は元々のホームボタンを流用しますので、当店のような非正規修理店でも指紋認証機能は問題なく使えます。
画面とボタン、どちらに原因があるかは傍目にわかるものではありません。
ですので、まずはお気軽にご相談いただければと思います。