iPad第8世代の液晶に線が入ったガラス交換を郵送修理で致しました!
iPad第8世代を落としたのを修理できるかとご依頼をいただきました。
ご来店が難しいとのことだったため、郵送修理にて受付いたしました!
iPad(第8世代)液晶に線が入る&ガラス割れ
郵送にて当店に端末が到着したらまずは状況を確認致します。外装はガラス割れをしており、液晶は左側が黒くなり表示ができていない部分がありました。
タッチには問題がないためこのまま使う事も問題はないですが・・・正直使いづらさ満点です。
iPad8はガラスと液晶が別々の構造になっています。そのためガラスと液晶どちらも割れてしまうと、どちらも修理が必要になります。
修理後
ガラスはよく修理を承るのですぐに部品準備をできましたが、液晶は在庫がなかったためお取り寄せしてから修理を致しました。
iPad8の液晶とガラスの仕組み
先程お伝えしたようにiPad8の画面は、液晶とガラスの組み合わせによって成り立っています。
1. 液晶画面の仕組み
液晶は液晶パネルと呼ばれる薄い透明な層で覆われており、このパネルには数百万もの小さな液晶セルが含まれています。液晶セルは液体が含まれており、電流を通すことで液体の分子が配置が変わり、光の通過を制御します。これにより、画面上の各ピクセルの明るさや色が調整されます。
難しい単語だらけですが、簡単にいうと・・・
液晶セルは窓のブラインドのようなもので、電流を使ってブラインドの角度を調整し、光の量を調節しているイメージです。
2. ガラス画面の仕組み
iPad8のガラス画面は、指でタッチやスワイプを感知するためのセンサー層を備えています。このセンサー層は、ガラスの表面に取り付けられており、指が画面に触れると電流の変化を感知し、その情報をデバイスに送ります。
このような機能を担っているのがデジタイザーと呼ばれます。
3. 液晶とガラスの連携
上記の2つによって画面操作が実現します。液晶がイメージを表示し、ガラス画面が操作を感知してそれをデバイスに伝えます。液晶の色と明るさを変更するために、電子信号が液晶パネルに送られ、液晶セルが調整されます。
2つの連携により、タッチ操作をするだけで資料作成や動画観賞をすることができるようになっています。