スマホに搭載されているリチウムイオンバッテリーはどういう仕組みになっているの?
スマホに搭載されているバッテリー
スマートフォンは私たちの日常生活に欠かせないツールとなっていますよね。スマホに搭載されているバッテリーはリチウムイオンバッテリーです。テレビやエアコンのリモコンの電池のように使いきりではなく充電して使い続ける事ができる特徴があります。この小さな装置がどのようにしてデバイスを動かし続けるのか、その仕組みを理解してみましょう。
1. リチウムイオンバッテリーとは?
まず初めにリチウムイオンバッテリーは、リチウムと呼ばれる元素を使用している充電池の一種です。このバッテリーは軽量でありながら高いエネルギー密度を持ち、携帯デバイスに適しています。スマホだけでなくて、ノートPCなどにも使用されていますよね。
2. 化学反応
スマホの中でリチウムイオンバッテリーがどのように機能しているかを理解するには、まず化学反応の基本を知る必要があります。このバッテリーの中では、正極(カソード)と負極(アノード)と呼ばれる二つの箇所で化学反応が起こっています。
例えば、バッテリーが充電されているとき、リチウムイオンは負極に蓄えられます。そして、デバイスを使用する際には、リチウムイオンが正極に向かって移動します。この過程で電子が発生し、それが電流となってデバイスを動かすエネルギーとなります。
3. リチウムの特異性
なぜリチウムがバッテリーに使われるのでしょうか?リチウムは非常に軽い元素であり小さなサイズです。そのため電子を効率的に供給できるという特異な性質があります。この特性があるおかげで、小型かつ高効率なバッテリーが実現され、スマホが軽量でありながら長時間使用できるのです。
4. サイクル寿命の注意点
しかし、リチウムイオンバッテリーには注意が必要なポイントもあります。それが「サイクル寿命」です。バッテリーは充電と放電を繰り返すうちに性能が低下していきます。これをサイクル寿命と呼び、ある程度の充放電サイクルを過ぎるとバッテリーの性能が減少する可能性があります。iPhoneだとバッテリーの最大容量に値するところですよね!
例えば、これを日常生活に例えると、毎日同じ靴を履いて同じ道を歩くことで、靴の寿命が短くなるようなものです。しかし、最近のスマホバッテリーはサイクル寿命に対処する方法が改善され、より長寿命なバッテリーが作られています。
5. まとめ
リチウムイオンバッテリーは、スマホのエネルギー源として欠かせません。また、使っていくにつれてどうしても劣化してくるものです。修理をお考えの方はぜひスマップルをご利用くださいませ。