iPhoneを水没させてしまった(´;ω;`)どんな対処をしたら良いの?札幌の修理店が水没について解説します(^^)/
札幌大通駅から徒歩2分、iPhone修理専門店のスマップル札幌大通店です。
9月になり、先月までとは違い大分過ごしやすい気温に落ち着いてきました。
夏の間は海やプール等で水没修理の依頼が増えるのですが、昨今の状況から今年は例年より少なめでした。
水没と言ったら夏のイメージが強いのですが、季節問わず水没させてしまうリスクは日ごろのあらゆる場面であります。
お風呂場に持っていったら、トイレで落としてしまった…
水没させてしまった時は初動の対処によって復旧率が変わります。
では具体的にどのように対処するのが良いのでしょうか。
本日は水没の解説を行いますので、ぜひ最後までご覧くださいませm(__)m
耐水機能
まず前提知識として、iPhone7以降の機種には耐水機能があります。
耐水機能とAppleは公表していますが、より馴染のある言葉で言えば防水機能です。
機種によりその程度は異なり、新しいものほど性能が高く、古いものであれば性能は低いです。
耐水機能のある最も古いiPhone、7系の場合は深さ1mで30分の状況に耐えると発表されています。
しかしあくまで新品の時には耐水性能があるというもので、経年劣化により性能は低下していきます。
やはり水場で使用するのは避け、不測の事態の際に不具合が起きにくい程度で考えておくのが良いでしょう。
では水没させてしまった時の対処法をご紹介します。
使えているから大丈夫!ではありません
水没させてしまった時、程度によっては問題なく使用できる場合もあります。
しかしその時点で不具合が起きていないから大丈夫というのは早計です。
内部に水分が残っている状態だと、後々不具合を引き起こす可能性は高いです。
その為、問題なく使えていても、なるべく早く対処することが重要なのです。
具体的な対処法として、まず使えている状態であるならばデータのバックアップを取りましょう。
iPhoneのデータは端末が使える状態でないとバックアップも移行もできません。
ですので、使える状態の内にバックアップをお勧めします。
そしてもうすでに使えない状態、あるいはバックアップも取れない状態ならば、電源を切り修理に出す事をお勧めします。
電源を切ることで症状の悪化をなるべく防ぎ、早めに修理する事で復旧できる可能性が上がります。
数日置いて乾燥を待つという方法はお勧めできません。
その間に基板やパーツで腐食が起き、症状を悪化させる可能性があるためです。
そうなる前に修理店にご相談いただくのをお勧めします。
当店での水没修理
では最後に当店でどのように水没端末を修理するかを簡単にご紹介します。
水没端末を修理する場合、大きく分けて2つの工程があります。
1つは内部の清掃、もう1つがパーツの交換です。
まずは端末内部を清掃します。
水分を取り除き、異物の混入もある場合は除去します。
水道水で水没するのと海や飲み物で水没する場合では、異物混入の状況から大きく差があります。
写真はカフェオレで水没してしまった6sです。
べたつきもありますので、清掃作業は一苦労でした。
端末内部を綺麗にしたら、次はパーツの交換です。
これは水没の影響でパーツが壊れてしまった場合のみの工程です。
例えば水分が画面に侵入しタッチ操作がきかなくなってしまったり、バッテリーなんかも故障してしまう事が多いです。
また、パーツだけでなく基板自体もショート等によって故障してしまう事もあります。
その様な場合は基板修理を行うことで改善できますが、基板修理の場合は1~2週間ほどお預かりさせていただきます。
水没した端末の修理はその故障具合によって料金が変わります。
清掃は全機種共通で7,700円(税込)ですが、パーツや基板が故障している場合は機種によって料金が異なります。
そして実際にどこが壊れているのかは作業を行ってみないと分かりません。
料金が変わる場合等、お客様にご相談させていただいてから修理を行いますのでご安心くださいませm(__)m
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